カテゴリ
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
フォロー中のブログ
検索
タグ
外部リンク
その他のジャンル
画像一覧
|
Dinamo Kazan との試合も見返したので、感想を書き留めておきます。
第1セット(25-22) 序盤はレセプションが崩され、スパイクミスも絡んでリードされる展開に。 ただ、ブロックフォローやフロアディフェンスは筒井さやかを中心によく拾っています。 中盤からはレセプションが安定し始め、ミスもなくなりました。それに加えてロシアに サーブミス、スパイクミスが出始めたのもあり、遂には逆転に成功。 石井が二段トスを含めて強打を決めてくれたのも非常に大きかった。 第2セット(22-25) 石井・長岡の調子が良く、第1セット中盤以降の良いバレーを継続できています。 16-9 と2度目のテクニカルタイムアウトまではミスもなく完全に勝ちゲームでした。 しかし、ここから流れが一変。急にドシャットやスパイクアウトが増え、 あっという間に逆転されてしまいました。 この一連の連続失点ではそんなにレセプションは崩されていないのにどうして急に ミスが増えたのか? 国内やアジア相手ならばそれでもブロックで得点をもぎ取ることも可能ですが、 世界トップのスパイカー相手にそれは難しい。 僕にはミスが続いた原因は分かりませんが、この連続失点がこの試合のターニング ポイントとなりました。 その後は何とか追い縋りますが、最後はレセプションを大きく崩されたりで結局 大量リードを守り切れずセットを落としてしまいました。 第3セット(22-25) 第2セットの流れが続いているのか、久光側にどうしてもミスが出てしまうので 苦しい展開。 サーブも少し弱くなったのか相手が慣れたのか、ほとんど崩せなくなりました。 長岡は相変わらず調子いいけど、あんまりトスが集中しないのがもったいなく感じる。 途中から新鍋に代わって石田が入りましたが、追いつくには至らずこのセットも 落としました。 第4セット(18-25) 新鍋の代わりに石田がスタメン。 レセプションが少し崩され気味で、逆にこちらは相手をなかなか崩せない。 石井が二段トスを決めたり長岡は引き続き調子が良かったり、良い場面もあったけど このセットも落としてゲームセットです。 各セットの感想は以上です。 あと、ロシア戦直後の記事で書いた二段トスの精度の件ですが、 試合を見返して見るとそんなに悪くなかったです。 では、続いて各選手の感想にいきます。 石井、長岡は二段トスも含め良く決めていました。 石井はレセプションが崩され気味でスパイクミスもそれなりにありましたが、 二段トスをよく決めていたのが大きく、特に第1セットの奪取に大きく貢献しました。 長岡はスパイクだけでなく、ディグもよく拾っていて素晴らしかった。 新鍋は第2セットの連続失点時のスパイクミスがもったいなかったし、らしくなかった。 二段トスをそこそこ決めていただけに、そこさえ乗り越えることができればよかったですね。 ただ、そんな中でもレセプションだけは流石に安定しており、今シーズンは 最後の最後まで絶対にレセプションだけは崩れなかったことは凄く良かった。 岩坂はブロックポイントを量産してほしいという理想はありますが、 サーブが良く、スパイクも国内、アジアの時よりも効果的で良かった。 平井さんは逆に攻撃面でもっと存在感が欲しかったですが、 相手をブロック一枚で止めたり、効果的なサーブ打ったりは良かった。 古藤さんは大体良かったと思います。今回は連続失点で苦しんだので、ローテが 回らなくなったときの打開策がチーム全体で何か一つあるともっと楽になると思います。 筒井さやかの国際大会デビューは十分合格だと思います。 リベロとしての役割をしっかりと果たせていました。 それでは最後に、2試合見て私が感じたことを。 まず、ミスを最低でも相手より減らさないと話にならない。 負けたセットは結局相手よりもミス(特にスパイクミス)が多くなっていると思います。 そしてサーブで思い切って相手を崩し、こちらはなるべく崩されないようにしないといけない。 最低限この2つはクリアしないと勝つのは厳しいと思います。 逆にこの2つさえクリアしてしまえば勝つチャンスはかなり大きくなる。 こういう風に考えていくと、眞鍋監督の言う4つの世界一 「サーブ、レセプション、ディグ、失点の少なさ」 がかなり重要だということが改めて分かりました。 今回の大会は2試合しかできませんでしたが、得られた経験・情報はとても大きいと思います。 この経験をエネルギーに変えてさらに飛躍し、また来年この舞台に戻ってくることを楽しみに しています!
by leonto_podium
| 2014-05-12 00:01
| バレーボール
|
ファン申請 |
||