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Molico Osasco との試合を見直したので、その感想を書き留めておきます。
と、その前に。 久光製薬スプリングスの皆様は、1年間本当にお疲れさまでした! この2試合は普段見ることのできない世界トップチームとの対戦ということで、 特に楽しく観戦させていただきました。 今大会は2連敗で終わってしまいましたが、この貴重な経験を生かして 来年またこの舞台でリベンジすることを楽しみにしています! ということで、短いですが感謝の気持ちを述べておきます。 この2試合は負けてしまったけど、今シーズンの試合で一番楽しかったし、見応えがあった。 世界を目指すチームにあって、ようやく手にできた世界トップレベルとの対戦経験なので、 この経験を生かしてさらに良いチームを目指していただきたいです。 では、試合の感想に参ります。 第1セット(12-25) 試合の入りとしては若干緊張してるかなと感じたけど、サーブで相手を崩せているし、 こちらのレセプションはしっかり返っているので、入りとしては悪くなかった。 サーブ&レセプションの対決では勝っていただけに、自分たちのミスから 次第に打つ手がなくなって、徐々に引き離されていったのがもったいなかった。 第2セット(25-20) 第1セットに続いてサーブ&レセプションでは相手を上回っています。 このセットは攻撃が機能し始め、ブラジル側にもミスが増えてきたので、 終始有利に試合を進めることができ、セットを取ることができました。 第3セット(18-25) このセットは第2セットで有効だった岩坂のサーブからスタート。 結果的にはこのセットに岩坂が2本サーブミスをしてしまったため効果は発揮 できませんでしたが、アジアクラブ選手権まではあまり見られなかった采配でした。 このセットからブラジルのレセプションが安定してきて、ほとんどAパスで返されるように なりました。そのためセンター一発でサーブを切られてしまい、なかなか連続得点できず。 途中、新鍋がシェイラを2連続ブロックするなど同点に追いつく場面もありましたが、 リードするまでには至らず。 第4セット(22-25) このセットは石井に替えて石田をスタメンにするも、1-8とリードされた場面で石井に交代。 このセットも相手のレセプションが非常に安定しており、逆に久光は徐々に崩される場面が 増えてきましたが、それでも及第点くらいは返っていたので徐々に点差を詰めていけました。 14-17の場面から石井がかなり強いサーブを打ち、結果アウトになりましたが、多少ミスしても 攻めたサーブを打たないと、第3、第4セットのように相手のレセプションが安定していると 厳しい試合展開になります。そういう意味では、石井のサーブは判断としては正しかった。 あとは、そのサーブをミスにしないように、練習して、経験を積んで精度を高めていけばいい。 全体的なチームの印象としては以上です。 1,2セットのサーブの優位性を3,4セットでも維持できていれば、もっと違った展開もあったかも しれませんが、サーブ戦術は今後の課題の一つだと思います。 世界トップレベルになると、相手を崩さないと話にならないので、全員が強いサーブを 高い精度で打てるようになる必要があるかなと。 ブラジルチームの特にタイ―ザなんかはサーブミス上等でめちゃくちゃ強いサーブを 打っており、結果3本ミスしていますが、2本エースを取られてもいます。 ブラジルのこのサーブ戦術はオリンピックやグラチャンでもやられている戦法なので、 対策すると同時に参考にしたいと感じました。 次に、選手を個人で見た場合ですが、どの選手も想像以上に通用していました。 レセプション担当してた3人は大崩れすることなく持ちこたえました。 サイドの3人は良いトスさえ上がればしっかり決めており、相手チームと比べても 負けてなかった。 ミドル2人は相手と比べるとさすがに見劣りするけど、スパイクだけでも2人で15点取っており 世界トップクラスのミドルを相手に健闘しました。 セッターの古藤さんも力は発揮できたと思うし、リベロの筒井さやかも世界レベルのスパイクに ある程度対応できていました。 現時点で力の差はあったと思いますが、絶対勝てないと悲観するほどではないと思います。 しっかり自分たちのプレーを出せれば十分互角に戦えていたので、あとはどうやって試合を 支配していくかがカギになると思います。 そのための一つのポイントがサーブとレセプションだと思うので、まずはそこの改善を 期待したい。
by leonto_podium
| 2014-05-10 01:28
| バレーボール
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